9月シリーズを1勝1敗で終えた日本は、10月の2試合でサウジアラビアとオーストラリアと対戦する。
今回は久々にJリーガーとして代表招集を受けた長友は、欧州組と国内組とで「気持ちを含めて全く変わっていない」と強調。その上で、改めてチームに働きかけていきたいことについて口にした。
「当たり前のことだけど、1対1の球際を負けない、失った後の切り替えで負けないことは、自分たちの一番ストロングでありレベルが高いところだと感じている。そこは世界の基準を持って高いレベルでやれないといけない。自分たちのストロングである切り替え、球際はしっかり出していきたい」
初戦でオマーンに敗れている日本にとっては、序盤戦に迎えるこの連戦は大きな山場となる。この試合に向け長友は「引き分け狙いなどは考えていない。もちろん試合の状況において、もしかしたら1人少なくなったり失点をしてしまったりするネガティブな状況も考えられる。そこで守っていくべきなのか、カウンターを狙うべきなのかは考えないといけないが、まずは2連勝することを考えていきたい」と語り、絶対勝利を誓った。
対戦するサウジアラビアについては「暑いところで戦っているので、この環境で戦うの熟知している。だからこそ、ポゼッションで相手を疲弊させて仕留めるサッカーをしてくる」と警戒。相手の思惑通り試合を運ばせないためにも、前からはめる時間帯とブロックを敷いて守時間帯を臨機応変にやっていくことが大事だと語っている。
「相手のサイドバックは両方高い位置をとってくる。逆に言えば裏が開いてくるので突いていける」と語った長友。大事なサウジアラビア戦でサイドから相手の守備を攻略できるか注目したい。
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