アトレティコ・デ・マドリードFWアントワーヌ・グリーズマンが再負傷によって戦線から離脱することになった。
昨年12月12日のレアル・マドリードとのダービーで筋肉系の怪我を負ったグリーズマン。それから新型コロナにも感染した同選手は、6日に行われたコパ・デル・レイのベスト32、ララージョ・マハダオンダ戦(5-0)の後半に復帰を果たし、1ゴールを記録する活躍を披露した。だが、そのゴール直後にプレー続行不可能となり、交代枠を使い切ったチームを残してピッチを後にすることに。フランス人FWはその顔をユニフォームや手で覆いながら、トボトボとロッカールームへ歩いていき、その失望ぶりがうかがわせている。
グリーズマンが負傷するというのは、とても珍しいことでもある。2009年に下部組織から過ごしたレアル・ソシエダのトップチームでデビューし、アトレティコ、バルセロナ、またフランス代表でプレーしてきた同選手が、12月のダービー以前に負傷したのはわずか3回(2012、2017、2020年)で、欠場したのは何と8試合のみだった。ダービーの負傷ではラ・リーガ3試合の欠場を強いられたグリーズマンだが、今回も同じ箇所を痛めたとのことで同様の期間の離脱が見込まれている。
アトレティコは9日にラ・リーガ第20節ビジャレアル戦に臨み、13日にはサウジアラビアでスペイン・スーパーカップ準決勝アスレティック・ビルバオ戦を迎えるが、グリーズマンがスーパーカップに参加するのは難しくなってしまった。
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