アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は、優勝争いは最後まで激しい戦いになると予想している。
7日に行われたラ・リーガ第26節で、レアル・マドリードとのダービーに挑んだアトレティコ。15分にルイス・スアレスが先制点を決め、その後も押し込む展開が続いていたが、追加点を奪えず。すると88分にカリム・ベンゼマに同点弾を許し、1-1で試合を終えた。
土壇場の失点で2ポイントを落とした形となり、レアル・マドリードとの差を広げられなかった首位アトレティコ。しかし、シメオネ監督は一定の満足感を示している。スペイン『モビスタール・プルス』に対し、以下のように語った。
「多くのチャンスを迎えたが、（ティボー・クルトワが）カラスコやコレアのシュートを素晴らしいセーブで防いだ。チームはとても勇敢だったし、前半はほとんどゲームを支配して、後半も開始から30分間はそうできていた。最後には同点にされてしまったがね」
そして、優勝争いに言及。一時は独走態勢だったものの、2位バルセロナに3ポイント、3位レアル・マドリードに5ポイント差に詰め寄られた現状を受け「勝ち点20差で優勝すると言っていたものもいるが、彼らが何を考えているのかは分からない。全員にとって、最後まで厳しい道のりになりそうだ」と、最後まで気の抜けない戦いになると予想している。
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