森保一監督は怪我の吉田麻也に代わるキャプテンに遠藤航を指名「チームの中心としてプレーしている」 ｜ 日本代表

新たなキャプテンとして名前が挙がったのは、ここまでチームの中盤を支えてきた遠藤だった。

今回のアジア最終予選は、チームの大黒柱であり主将の吉田麻也が怪我で欠場。ピッチ内外で大きな存在感を放つ男の不在によって、誰が今回のチームのまとめ役となるかが注目されていた。

そんな中、前日会見において森保監督は「遠藤航にキャプテンを担ってもらうことになった。ミーティングで伝えました」と明言。「チームの中心としてプレーしていること、攻守のつなぎ役、チームの真ん中のポジションでプレーしているということで決めました」と理由を述べている。

また森保監督は、ディフェンスラインの中心を担っていた吉田とDF冨安健洋が怪我のために欠場したことについて、改めて自身の思いを口にした。

「これまでの我々の代表活動の中で、吉田麻也、冨安の貢献度は非常に大きなものがあると思います。そういった意味では、麻也、トミが代表に参加できなかったことは残念ですが、一番痛い思いをしているのは本人たち。まずは彼らの回復を願いたいと思います。我々ですが、麻也、トミの出ていたポジションには新しい選手が入ります。新しく入る選手たち、そしてチームとしてのコンビネーション等々を確認し、明日の中国戦に臨むことになります。選手たちは『代わりに入る選手』ではなく、この状況で出場すること、力を持った選手がピッチに立ってくれると思います。所属チームで力を見せているから代表に参加してもらっているので自信を持ってほしい。日本にはたくさん良い選手がいます。チーム一丸となって日本の総合力で勝利をつかみ取りたいと思います」

日本代表を牽引してきた存在が不在の中で迎える今回のアジア最終予選。ピッチに立った選手たちがどれほどのパフォーマンスを残せるか注目したい。