チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、売却予定であることを発表したロマン・アブラモヴィッチオーナーについて語っている。
2003年にチェルシーを買収して以降、ビッグネームを次々に獲得し、19もの主要タイトルをもたらしたアブラモヴィッチ氏。しかし、ロシアとウクライナの緊張状態が高まる中、ウラジーミル・プーチン大統領とのつながりもあってイギリス政府から制裁を受ける可能性も高く、国内での立場は非常に厳しいものとなっていた。
そして先日にチェルシーの運営から離れることを発表すると、2日には声明で「現状を受け、私はクラブを売却することを決めた。クラブ、ファン、職員、クラブのスポンサーとパートナーにとってこれが最善の利益になると信じている。これは決してビジネスや金のためではなく、フットボールとクラブへの純粋な情熱によるものだ」とし、クラブを手放す意向であると明かしている。
トゥヘル監督は、FAカップ5回戦のルートン・タウン戦(3-2)後、『スカイスポーツ』で衝撃を語っている。
「ビッグニュースだからちょっと(答えるには)早すぎる。私はロマン・アブラモヴィッチのいるチェルシーしか想像できないからね。とてもつらいことだ。まだピンときていない。もちろん大きな、大きな変化だ」
「(試合前に)その話はしなかったし、それを受け入れたよ。選手たちはもちろん知っているし、メッセージも受け取っている。だがそれでも、我々はスポーツのことだけに集中して準備をしたんだ」
「あなた方が思っているほど、(売却について)私は深く知らないんだ。CEOでも役員でもないからね。だからクラブが私や選手に話してくれることを信じている。私は恵まれた場所にいるし、それほど心配はしていない。そしてベストを尽くしたいと思っている。自分の影響が与えられないことを心配するような人間でもないんだ」
「ビッグニュースだ。大きな変化になるだろう。でも、変化を恐れることはない。自分が影響を与えられるもの、つまりスタッフとチームにフォーカスするよ」
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