ベティスは18日、DFエクトル・ベジェリン(28)の獲得を発表した。
昨夏にアーセナルからバルセロナに加わり、起用法などの不満から冬の市場でスポルティングCPに移籍していたベジェリン。リスボンのクラブとの半シーズンの契約も切れてフリーとなった同選手は、2021-22シーズンにアーセナルからのレンタルで加入したベティスを新天地に選んでいる。契約は2028年まで。
ベジェリンはレンタルでベティスに在籍した際、32試合に出場して5アシストを記録し、コパ・デル・レイ優勝にも貢献した。彼の父親は熱狂的なベティスファンとして知られ、同シーズン最終戦終了後、ベジェリンはベティス本拠地ベニト・ビジャマリンの芝生でそんな父と温かな抱擁を交わし、さらに一人座り込みながら涙も流していた。ベティスとビジャマリンに対しては、特別な思いを抱えるようになっていたようだ。
ベジェリンはベティスのオウンドメディアとのインタビューで、クラブ復帰について次のような感想を述べている。
「最後にビジャマリンのピッチを踏みしめた日から、この瞬間を想像していた。いつ実現するのか、本当にそうなるのかは分からなかったけれど、僕のパートナー、家族、友人、クラブ、クラブ幹部の全員に感謝をしたい。まだ夢は続いていくんだ」
「いつも僕に愛情を示してくれるベティスのサポーターにも感謝を。ずいぶんと時間がかかったけれど、今の自分はかつてないほど意欲と力にあふれている。ベニトでまた会おう。ビバ・エル・ベティ(ベティス万歳)!」
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