トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、不振の中でも冷静でいられるようになったと語った。サッカーメディア『Goal』が伝えている。
トッテナムは2020-21シーズン前半を好調で過ごし、一時期は首位に浮上することもあった。しかし、2020年末ごろから不調に陥り、直近のプレミアリーグ6試合では1勝5敗と大きく成績を落としている。
それに伴って順位も9位にまで下降。しかし、モウリーニョ監督は「ありがたいことに、私は以前のような自分ではない」と語り、自身により成熟した精神が備わってきたと説明した。
「キャリアの中で時折、(試合の)結果には関係のない所で問題を抱えた。君たちも知っての通り、多くの悪い結果が続いたことはなかったが、日々の問題は何度も起きたし、以前ならもっと感情的に反応していた。例えば、チャンピオンとしてチェルシーから去ったりもした」
そして、現状は幸せではないと感じつつも今後の浮上に自信を持っているようだ。
「年齢や経験により、ネガティブな時期を過ごすための準備がさらに整っているように感じる。私は落ち着いているし、感情をコントロールできている。私の性格は変わらない。負ければもちろんハッピーではないが、成長が助けになっている。私はとても自信があると感じているし、これから良くなると信じている。良い理由と悪くはない理由でトッテナムの歴史に名を刻むことになるだろう」
2019年11月からトッテナムを率いるモウリーニョ監督だが、就任以降の最初の公式戦50試合で獲得した勝ち点はキャリアの中でもワースト。それでも、そういったことが指摘されることは悪いことではないと口にした。
「私が現状に慣れていないと言われることはポジティブなことだ。しかし、常に快晴で曇りなく、少しの暗闇もない監督なんているのか聞いてみたい。現状にハッピーか?ノー。現状に意気消沈しているか?ノー。これは挑戦だ。私はこれまで以上に高いモチベーションを持っている。私はポジティブだ」
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