リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、移籍市場最終日にサウサンプトンへ移籍した南野拓実について語った。
昨年12月のプレミアリーグ第14節でリーグ戦初ゴールを奪って以降、6分間しか出場機会を得られていなかった南野。そして移籍市場最終日、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督率いるサウサンプトンへとレンタルで加入することとなった。
『Goal』によると、契約は今季終了まで。サウサンプトン側は買い取りオプションを希望したが、リヴァプールが断固拒否したという。クロップ監督は南野の移籍について、「タクミは素晴らしい選手だし、我々は十分チャンスを与えられていなかった。それは真実だ」とコメント。理由の一部を明かした。
「理由は様々だ。時には身長が問題になったこともある。ディフェンス面においての我々の問題は、高さが十分ではないこと。タクミがピッチにいる時に『さて、どうしよう』と思うこともあった。セットプレーの守備は非常に重要な部分である。選手にとってもジャーナリストにとっても面白くないかもしれないが、ある瞬間にはこういったことでも、プレーしている選手とそうでない選手の違いが出てくる」
そして「サウサンプトンは移籍させる意味があると思った数少ないクラブ。非常に理に適っているよ」とし、「タクミがフィットしていれば(リーグ戦残り)17試合に出場できるチャンスがある。それは全員の助けになるね。唯一欠けていたのは、数試合連続で出場することだけだった」と告白。来季以降の合流に期待を寄せた。
「彼を残しておきたかったが、結局のところタクミは長期プロジェクトだし、その素晴らしいポテンシャルは目にしてきた。プレミアリーグの17試合に出場するチャンスを得るのは、絶対的な意味がある。全く違ったマインドセット、自信とかそういった意味でもね」
「双方にとってwin-winであることを願っているよ」
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