浦和レッズの下部組織時代からJリーグインターナショナルユースカップなど数多くのタイトルを獲得してきたDF橋岡大樹は、着実にプロキャリアを積み重ねてきた。2017年に2種登録選手としてデビューを果たすと、その年にはトップチーム昇格が決まり、プロの舞台で歩みを始める。
そこからは少しずつ成長を遂げていった。2018シーズンのJ1第7節ヴィッセル神戸戦でJ1リーグデビューを飾ると、次の清水エスパルス戦では初アシストを記録。第29節ベガルタ仙台戦では初ゴールを記録するなど、初年度から25試合の出場を果たした。
2019シーズンは怪我などもありながら、負傷明けはしっかりとポジションを確保。18試合2得点の活躍を見せるなど存在感を高めていった。また世代別代表でのプレーキャリアを重ねると、年末にはE-1選手権に挑む日本代表に初選出。プロ2年目にして代表クラスの選手へと成長している。
2020シーズンはセンターバックやサイドバックでプレー。主力として31試合に出場した。そのパフォーマンスが評価され、シーズンオフにはベルギーのシント＝トロイデンへの移籍が決定。欧州の地でどんな成長を遂げていくのか楽しみな存在だ。
プレースタイル
空中戦の競り合いや球際で強さを発揮するDF。対人守備でも秀でたところがあり、外国籍選手に対しても物怖じせずぶつかっていく。強靭なメンタリティーの持ち主で、最後まで諦めずに戦い続けることができる。
また、本職のセンターバックだけでなく、ウィングバックやサイドバックでのプレーをこなすユーティリティー性を備える。今季も鋭い読みからのボール奪取で相手の攻撃を積み、チームの守備を支えていく。
動画：プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
橋岡大樹／Daiki HASHIOKA
1999年5月17日生まれ182㎝・73kg 利き足：右
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2017 | 浦和レッズ | 0試合・0得点 |
| 2018 | 浦和レッズ | 25試合・1得点 |
| 2019 | 浦和レッズ | 18試合・2得点 |
| 2020 | 浦和レッズ | 31試合・1得点 |
※成績は国内リーグ（2020年12月26日現在）
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