サンプドリアは8日、セリエA第26節エラス・ヴェローナ戦に臨み、2-1で勝利した。この試合では、今冬の移籍市場でサウサンプトンから期限付き移籍を果たした日本代表DF吉田麻也がフル出場。「長い時間、この時を待っていた」とデビューを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。
サウサンプトンでの出場機会の減少もあって今冬の移籍市場でチームを離れることを決断した吉田は、残留争いに巻き込まれるチームの新戦力として期待されて期限付き移籍でイタリアのサンプドリアに加入。ここまでは新型コロナウイルスの影響で試合が延期になるなど、なかなか出番を得ることができていなかったが、8日に行われたエラス・ヴェローナ戦でついにデビューを果たした。
無観客試合となった一戦は、後半にエースのイタリア代表FWファビオ・クアリャレッラの2ゴールで2-1の逆転勝利を収めた。フル出場を果たした吉田は、試合後にクラブ公式サイトでデビューできた喜びついて語った。
「長い時間、この時を待っていました。一方で、この期間はプレシーズンのようなものだったので、しっかりと準備ができました。今日はプレーできる状態でしたし、チームメイトのこともよく理解できていました。重要な勝ち点3ですけど、この調子を維持して進み続けたいです」
また、試合については「ラッキーな部分もありましたけど、後半は良いプレーができ、良い形で試合を終わらせることができました」とコメント。続けて「最後にプレミアリーグの試合に出場して以降、これが最初の試合でした。まだトップパフォーマンスではなかったですけど、これから少しずつ良いプレーをできる自信があります」とさらなるパフォーマンス向上を誓っている。
吉田がデビューを果たしたセリエA第26節サンプドリア対エラス・ヴェローナの模様は現在、DAZN（ダゾーン）で見逃し視聴が可能だ。
なお、サンプドリアは現地時間15日、セリエA第27節でローマと対戦する。この試合は日本時間16日4時45分からDAZN（ダゾーン）でライブ配信される予定となっている。
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