コートジボワール出身のマクスウェル・コルネがキャリアをスタートさせたのは、フランスのメス。2012年にトップチーム昇格を果たすと、翌年8月にわずか16歳でプロデビューを果たす。リーグ・ドゥで評価を高めると、2015年1月にフランスの名門リヨンへと引き抜かれた。
移籍後半年間は定着できずに出場も4試合にとどまったが、翌シーズンには公式戦40試合で11ゴールとその才能を見せつける。以降もコンスタントに結果を残しながらレギュラーの座を守っている。2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)では強豪マンチェスター・シティ相手に2試合で3ゴールを奪うなど、大きな注目を浴びた。
そして今季途中で就任したリュディ・ガルシア監督の下では、左ウイングバックへとコンバート。ポジション変更でさらに持ち味を発揮するようになり、CL準々決勝で再び相まみえたマンチェスター・C戦で先制点を奪うなど、勝利の立役者となった。
なお、フランス代表の世代別各カテゴリーでプレーしてきたコルネだが、A代表では生まれ故郷のコートジボワールを選択。2017年6月にデビューを果たしている。
プレースタイル
持ち前のスピードと屈強なフィジカル、足元の技術を活かした推進力あるドリブルが持ち味。また、豊富なスタミナで何度も前線へフリーランを行う献身性も持ち合わせている。とにかくベクトルが前へ向いているウインガーだ。
ガルシア監督の3バックシステムでは前に広大なスペースを与えられているため、自らのストロングポイントをより明確に活かせるようになってきた。さらに判断スピードも向上し、また守備時にも体の強さとスピードを活かした粘り強い対応を披露。成長が止まらない23歳である。
プロフィール・経歴
マクスウェル・コルネ/Maxwel Cornet
1996年9月27日生まれ 179cm 利き足:左
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2012-13 | メス | 9試合・1得点 |
2013-14 | メス | 14試合・0得点 |
2014-15 | リヨン | 4試合・0得点 |
2015-16 | リヨン | 31試合・8得点 |
2016-17 | リヨン | 33試合・6得点 |
2017-18 | リヨン | 30試合・4得点 |
2018-19 | リヨン | 27試合・7得点 |
2019-20 | リヨン | 22試合・4得点 |
2020-21 | リヨン | 23試合・1得点 |
※成績は国内リーグ(2021年2月22日現在)
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