トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、チェルシーの指揮官を解任されたフランク・ランパードについて言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
現役引退後に指導者に転身したランパードはダービー・カウンティの指揮官を経て、2019年から現役時代にプレーしたチェルシーの監督に就任した。
1年目の昨シーズンは、プレミアリーグ4位の成績を残してチャンピオンズリーグの出場権を獲得。さらなる成績の向上を目指して、今夏はティモ・ヴェルナーやカイ・ハヴェルツといったビッグネームたちを、推定2億2000万ポンド(約312億円)で引き入れるなど大型補強に乗り出した。
その結果、第11節の時点で3位を維持するなどシーズンの序盤は結果を残す。ところが直近のリーグ戦8試合では5敗を喫し、首位のマンチェスター・ユナイテッドから11ポイント差の9位に後退。その結果、クラブから解任を言い渡された。
18カ月での解任を受けて、かつては自身もチェルシーを率いて成績不振を理由に解任された過去があるモウリーニョ監督が反応。「同僚が職を失うのは、いつだって悲しいものだ。それにフランクは、私のキャリアにおいても重要な人物であり、そんな彼が解雇されたことを悲しく思う」とかつての教え子でもあるランパードの解任を嘆いている。
「しかしこれがサッカー。特に現代サッカーは残忍なものだ。監督の職についた時から、遅かれ早かれそういうことが起こると覚悟している」
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。