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立場が危うくなり始めたシメオネ「アトレティコは私がいたいクラブ。現在を解決することで、未来に目を向けたい」 | ラ・リーガ

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立場が危うくなり始めたシメオネ「アトレティコは私がいたいクラブ。現在を解決することで、未来に目を向けたい」 | ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカー ニュース】泥沼のアトレティコだが、シメオネ監督は自身と選手たちに一際高いモチベーションがあることを強調した。

アトレティコ・デ・マドリードは19日にラ・リーガ第25節、敵地エル・サダールでのオサスナ戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、自チームが先の痛ましい敗戦によって、いつも以上にモチベーションを高めていることを強調した。

ミッドウィークに行われたラ・リーガ第21節延期分、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのレバンテ戦で、ほぼチャンスを生み出せず0-1の敗戦を喫したアトレティコ。最下位のチーム相手になす術がない様子は、シメオネ監督率いるチームが泥沼にはまっていることをまざまざと示していた。

そうした中で指揮官本人は、自身にも選手たちにも逆境に抗っていく意思があることを強調。試合前会見で、次のように語っている。

「選手たちの様子? ああした敗戦をすれば、心を痛めているのは当然だ。が、彼らには新しいチャンスを物にする意欲がある。オサスナ戦だけに集中しているよ」

「私の立場が危うくなっているって? 私は、日々モチベーションにあふれている。自分がいたいと思っている素晴らしいクラブにいるのだから。現在を解決することで、未来に目を向けたいと思っている」

シメオネ監督は現在、アンドレア・ベルタSD(スポーツディレクター)との関係不和が報じられている。ベルタSDがシメオネ監督の能力に疑問を持ち、密かに後任指揮官を探し始めた可能性があるとのことだが、アルゼンチン人指揮官はそうした報道を一蹴した。

「私はアンドレア、ミゲル(・アンヘル・ヒル・マリン、アトレティコCEO)と昼食を取ってからここ(会見場)に来た。私たちは月に1〜2回話し合い、良い状況でも悪い状況でも意見を言い合う。今は良くない時期にいるが、一丸となって前に進むんでいなければならない」

「ラ・リーガの残りは14節で、7チームにチャンピオンズ出場権を勝ち取る可能性がある。一枚岩となって、この困難な状況を乗り越えたい。パンデミックのとき、私たちは6位に位置していたが、最後には3位でシーズンを終えている。そうしたことを実現するために並外れた努力が必要であり。今現在のことだけに集中しなくてはならない」

アトレティコは4位バルセロナと同勝ち点39で並び、得失点差で5位に位置。果たして、チャンピオンズリーグ出場権を手にすることはできるのだろうか。なおオサスナ戦では、負傷離脱していたFWアントワーヌ・グリーズマンが復帰を果たす予定だ。

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