セリエAの優勝争いを演じているユヴェントスは8日、セリエA第26節で同じく優勝を争っているインテルと対戦し、2-0で上位対決を制した。試合後、ユヴェントスの指揮官マウリツィオ・サッリは、途中出場で決定的な役割を果たしたアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラに対して「(重要な局面で投入されても)破壊的な活躍を見せてくれる」と称えた。イタリア『スカイスポーツ』が報じた。
新型コロナウイルスの感染拡大のため延期されていたセリエA第26節ユヴェントス対インテルは、無観客の中で両者の激しい戦いが繰り広げられた。試合を動かしたのはユヴェントスだった。前半をスコアレスで終えると、54分にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのアシストからウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが先制点をマーク。67分には途中出場のディバラが華麗なボールさばきから追加点を挙げ、ユヴェントスがイタリアダービーを制した。
試合後、サッリ監督は「重要な勝利だ」と上位対決を制した意味を強調。続けて、途中出場でゴールを決めたディバラを褒め称えた。
「今日は試合の重要な局面でディバラを交代枠のカードとして切るべきだと考えていた。パウロはこういった場面でピッチに入ると、破壊的な活躍を見せてくれる。先制点を挙げる1分前に彼を投入しようとしていた。その後、得点が入ったが、そのまま彼を起用して試合を決めてしまおうと考えていたんだ」
またサッリは、イタリアで猛威を振るう新型コロナウイルスの影響でなかなか普段通りに試合を行えない状況について「私は監督なのでカルチョのことしか語れない。ただ自宅待機を強いられている人々から2時間の楽しみを奪うのは正しいことなのかということを自問した」と主張。早期の状況改善を願っている。
なお、ディバラのゴールなどでユヴェントスが勝利した“イタリアダービー”の模様は現在、DAZN(ダゾーン)で見逃し視聴が可能だ。
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