バルセロナに所属するFWルイス・スアレスがメディアからの批判に心を痛めている。ウルグアイのラジオ『Sport 890』で語られた内容をスペイン『マルカ』が伝えた。
新型コロナウイルスの蔓延により苦境に立たされている各国。サッカー界ではクラブの厳しい財政状況を緩和するため、選手やスタッフ、幹部の給与を減額する対策をとる例が増えており、バルセロナも先日、活動できない期間の選手給与を7割カットすると発表した。
一方で、同じバルセロナのハンドボールチームなど、他競技の選手たちがサッカーチームに先駆けてサラリーカットに合意。これを受け、サッカーチームの選手たちが難色を示しているのではないかとの憶測がメディアにより飛び交った。
しかし、スアレスは選手側が合意を渋ったという報道が事実ではないと主張した。
「合意したがっていたのは僕ら(選手たち)が最初だったから、あれ(報道)には傷つけられたよ。僕らは世界中で何が起こっているのかを分かっている」
「クラブの収入レベルや世界的に起きていることを知っていた。でもあの(他競技の選手のサラリーカットが伝えられた)時、僕ら選手たちが理解を示そうとしていないと言われ始めたんだ。ハンドボールの選手たちはみんなが合意に達したのに、僕らが合意に達していないとね」
また、合意が遅れた理由については「(その時点で)合意に達していなかったのは、クラブ、自分たちの利益のために、さらには困難な状況にある他の人たちを助けるために最善の解決策を模索していたからだ」と説明している。
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