フランスからショッキングなニュースが届いた。リーグ・アンのランスの医師が新型コロナウイルスに感染したことをきっかけに、自ら命を絶った。
フランス『パリジャン』によれば、ランスのドクターを務めていたベルナルド・ゴンサレス氏（60）が5日、自宅で自殺。同氏は新型コロナウイルスの陽性反応が出ていたために、同じく感染が確認された妻とともに自宅隔離を余儀なくされていた。
ランス市のアルノー・ロビネ市長は『パリジャン』に対して、「彼はCOVID-19の間接的な犠牲者だ。陽性反応が出たことで、自宅隔離となっていた。自分の起こした行動について書き置きを残していたことは知っているが、それは見ないだろう」とし、ゴンサレス氏の死が事実であると認めている。
またランスのジャン･ピエール・カイヨ会長は、クラブ公式HPで思いを吐露した。
「言葉では言い表せない。このニュースに愕然とした。このパンデミックはランスのハートを貫いた。彼はランスの象徴であり、偉大なスポーツのプロフェッショナルだった。20年以上にわたって、情熱的で、利他的で、最高のプロ意識を持っていた」
「ゴンザレスは、クラブが最も困難な時期に無報酬で働いてくれた。彼のご家族のため、そしてクラブへ祈りを捧げたい」
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