チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、主将セサル・アスピリクエタの去就に関して言及した。
これまでチェルシーでチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ、2度のプレミアリーグ優勝など数々のタイトルを掲げてきたアスピリクエタ。しかし現行契約は今季限りで満了となり、その去就には注目が集まっている。以前には、32歳のスペイン代表DFに対してバルセロナが2年+1年契約を準備していると報じられていた。
『GOAL』によると、アスピリクエタとチェルシーの間には一定以上の出場数を達成すれば契約延長する条項が存在しているものの、クラブは10年間の功績を称えてどちらの場合でも本人の意思を尊重するつもりであるという。そんな中、トゥヘル監督が会見で主将の去就について以下のように語っている。
「我々はこういった話をたくさんしてきた。クラブ・ワールドカップの後、彼はとても純粋な気持ちで『すべてを勝ち取った』と感じているように思えたからだ。彼個人の状況を考えると、『1つのサイクルが終わりつつある』という考えも理解できる」
「彼はこれまでのオーナーと体制の下でしかプレーしていなかったので、(オーナー変更が)自分の置かれた状況について考え直すきっかけになったのかもしれない。このクラブを愛しているし、挑戦を愛しているし、ここにいることを愛している。そして、我々のキャプテンだ」
「だからまだ対話中なんだ。我々は利己的だよ。他のクラブの問題を解決したり、望みを叶える責任はない」
そして「すでに重要なディフェンダーを失うのが決まっていることを考えれば、アスピを手放すことを考えるには理想的な状況ではない。彼個人の考えを理解できるとしてもね」としつつ、「明日や今日ということではなく、まだ時間はある。見てみないとわからないね」と続けた。また、「(残留を望んでいることを)彼は知っているよ。理想的な解決策を見つけるために話し合いを続けているんだ」と残留希望を語った。
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