新型コロナウイルスの影響で中断が続くラ・リーガだが、レアル・マドリーは移籍市場において大きな影響を受けない可能性が高いようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
ウイルス感染拡大により、ラ・リーガも3月から中断。先行きは不透明な状況が続いている。放映権収入やマッチデー収入を断たれた各クラブは財政的に苦しい状況に陥っており、様々な対応を迫られている。
しかし、レアル・マドリーはさほど影響を受けないようだ。『マルカ』によると、「レアル・マドリーは次の移籍市場に向けてどこよりも良い状態にある」と分析。「非常に強固な財政基盤を持ち、上手くウイルスにも対応」と評している。
そして「恐らく移籍金を支払う獲得は多くない。だが多くの選手が在籍しており、これがトレードや期限付き移籍に大きな利益をもたらすだろう」と、余剰戦力をうまく整理しながら資金を集め、望みの選手獲得へつなげることができると分析した。
放出に関しては、ジネディーヌ・ジダン監督の構想外と見られるギャレス・ベイルやハメス・ロドリゲスらが退団に近いと指摘。またマジョルカへレンタル中の久保建英は、再び貸し出される可能性が高いという。さらに、同じくレンタルで他クラブへ加わっているダニ・セバージョスやアクラフ・ハキミ、セルヒオ・レギロンらは多くのクラブの関心を集めており、交渉材料としてトレードに含まれるかもしれないようだ。
一方獲得に関しては、選手売却の状況次第と分析。「バルセロナやアトレティコ・マドリーと違い、投資も可能だ」とし、ウイルス蔓延の影響で市場価値にも変動があれば、かねてから伝えられるアーリング・ハーランドやポール・ポグバの獲得へ動くだろうと綴っている。
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