トッテナム退団が噂されるイングランド代表FWハリー・ケインだが、移籍実現には困難も付きまとっているようだ。イギリス『テレグラフ』が報じた。
これまでもストライカーとして超一流の結果を残してきており、2020-21シーズンも35試合23ゴールでプレミアリーグ得点王に輝いたケイン。一方で、下部組織時代から所属するトッテナムでメジャータイトルを獲得することはできていない。
そういった状況から他クラブに活躍を求めるのではないかと見られるケインは、先日に「クラブと話し合いをしなければ」と発言。移籍を希望していることを示唆していた。
しかし、『テレグラフ』によればトッテナムのダニエル・レヴィ会長はケインを慰留する方針を固めているとのこと。移籍に関してはクラブと選手間での紳士協定も伝えられたが、契約には売却しなければならない条件も盛り込まれていないという。
ケインの新天地候補としてはマンチェスター・シティが浮上していたが、同クラブは交渉を移籍市場最終日までもつれ込ませるつもりはないようだ。マンチェスター・Cはアストン・ヴィラMFジャック・グリーリッシュの獲得も目指しており、より交渉がスムーズだと予想されるそちらを先に確保する可能性があることも伝えられた。
また、ケインの市場価値は1億ポンド(約152億円)超と見積もられている。手が出せるのはほぼメガクラブのみとなるが、同じくケインに関心を持っているとされるマンチェスター・ユナイテッドもドルトムントFWジェイドン・サンチョを優先的なターゲットと置いているようだ。
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