ブレントフォードに所属するMFクリスティアン・エリクセンが、フル出場を果たした。イギリス『BBC』が当人の喜びを伝えている。
2021年夏のEURO2020初戦で心停止により倒れたものの、驚異的な回復を見せて植え込み型除細動器(ICD)つきでトレーニングに励んできたエリクセン。セリエAではICD装着中のプレーは認められておらず、当時所属していたインテルを退団することとなった。
そして、2022年1月の移籍市場でブレントフォードに加入。2月26日のプレミアリーグ第27節ニューカッスル・ユナイテッド戦で途中出場から復帰を果たし、続く第28節ノリッジ・シティ戦では先発フル出場を果たした。
3-1で勝利した試合後、エリクセンは以下のようにコメントしている。
「とてもハッピーで、再び90分間プレーできたことに満足している。時間はかかったけど、本当に上手くいった。トーマス(フランク監督)は今朝、90分プレーできる感じか聞いてきて、問題ないと僕は答えた」
「良い気分だ。一生懸命トレーニングできていたし、数週間このチームと一緒にやってきて、望んでいるプレースタイルやシステムにも慣れている。日々やりやすくなっているし、フル出場できたことは大きな助けになる」
また、個人としても重要な岐路になったと口にしている。
「僕個人としてはフルフィットネスに戻して、再びトップレベルでプレーすることが重要だ。どこまでやれるか楽しみにしていよう。もちろん、僕はブレントフォードの残留を助けるためにここにいるし、僕のフットボールキャリアの軌道を戻すためにここにいる」
「新たなチャプターが始まったとは言わない。僕の人生の続きに過ぎない。もちろん、多少なりとも後退があって、時間はかかった。でも、8カ月や9カ月が経って、今ここにいられることは最高だ。僕をサポートしてくれた周りにいるみんなや家族に感謝している。ここにいられてとてもうれしい」
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