レアル・マドリーは、今夏の移籍市場では動かない可能性もあるようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、レアル・マドリーも財政的に大きなダメージを受けることに。マッチデー収入などがなくなり、『マルカ』は1億5000万ユーロ(約170億円)の減収が見込まれると報じている。
そのため、クラブは選手売却を最優先とするようだ。現在レアル・マドリーは、Bチームから他クラブへレンタル移籍した選手を含めて合計40選手が所属しているため、選手放出が急務に。しかし、他クラブも同様に深刻な減収が見込まれているため、選手売却自体が困難となっている。上層部は、何よりも優先して売却に注力する必要があると考えているようだ。
また同メディアは、久保建英ら若手選手ではなく、FWギャレス・ベイルやMFハメス・ロドリゲス、DFマルセロなど、高額年俸を受け取るもチームで居場所を失う選手の去就が大きな悩みになっていると指摘。ハメスにはアトレティコが関心を示していたが年俸を支払う余裕がないとし、またベイルやマルセロには退団の意思はないようだ。
さらに上層部は、現在のチーム層に自信を持っている模様。ドルトムントFWアーリング・ハーランドらを断念するのは「残念」としつつ、今季ケガに悩まされたFWエデン・アザールやMFマルコ・アセンシオらの復帰が「補強になる」と考えているようだ。
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