コパ・デル・レイは日本時間3日と4日に計4試合が開催。久保建英の所属するマジョルカやレアル・マドリードなどがベスト4を争う。
■2月3日(木)
ラージョ・バジェカーノ vs マジョルカ(4:00~)
セルジ・グアルディオラの2得点の活躍により、ラージョ・バジェカーノはラウンド16でジローナを撃破。ラ・リーガにおいても8位につけている好調ぶりをコパ・デル・レイでも発揮した。対するマジョルカは久保建英が鮮烈な直接FKを沈めるなどし、エスパニョールを下して勝ち上がっている。攻撃の中心であるその久保は日本代表に参加していた影響で欠くこととなるが、団結力を示して一発勝負をものにしたい。
バレンシア vs カディス(5:00~)
不調に苦しむシーズンが続く名門バレンシアだが、このカップ戦においてはベスト8まで順調に勝ち上がってきた。一方で、ラウンド16で対戦したバレアレスは3部相当のリーグに属するカテゴリ違いの相手であり、その試合も1-0と快勝とはいかなかった。一方のカディスも過去にサプライズを起こしたような堅守ではなくなっているが、スポルティング・ヒホンをPK戦で上回ったような粘り強さは健在。よりプレッシャーがかかるのはバレンシアとなりそうだが、浮上を目指す名門はタイトルに近づくことができるのだろうか。
■2月4日(金)
レアル・ソシエダ vs べティス(4:00~)
近年上位を争ってきた2クラブによる対戦。今シーズンはべティスがより上位につけているが、その選手層は甲乙つけがたいものがある。両チームのスタイルは対極に近く、ラ・リーガにおいてはべティスが総得点数で2位に位置するのに対し、ソシエダは失点数が4番目に少ない。リーグ前半戦の対戦ではアレックス・モレノの2発などによりべティスが4-0で快勝しているが、簡単にその時の再現を演じることはできないだろう。
アトレティック・クルブ vs レアル・マドリード(5:30~)
アトレティック・クルブはラウンド16で2020-21シーズン決勝カードの再現ともなるバルセロナ戦を戦い、延長戦の末に3-2で勝利。死力を尽くす戦いの中でムニアインやイニゴ・マルティネスなど役者が活躍し、メガクラブを退けた。対するレアル・マドリードはエルチェとの一戦で足下をすくわれかけたものの、エデン・アザールが自らの存在意義を示すような活躍でベスト8に導いている。リーグ戦においてはすでにレアル・マドリードがダブルを達成しており、下馬評でもやはり欧州全体でもトップクラスのパフォーマンスを見せている同クラブに軍配が挙がるが、アトレティック・クルブもカップ戦での勝負強さに関しては引けをとらない。
試合日程
準々決勝
準決勝
- ファーストレグ:2022年2月9日(水)予定
- セカンドレグ:2022年3月2日(水)予定
決勝(予定)
- 2022年4月23日(土)
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