今大会は2023 FIFA女子ワールドカップの予選を兼ねており、開催地枠で出場できるオーストラリアを除いたチームのうち上位5チームが本大会の出場権を獲得することができる。また、それに次ぐ2チームが大陸間プレーオフに進出するなど、W杯出場に向けても大きな意味を持つ大会だ。
2021年10月に就任した池田監督は「(相手にとって)アジアカップは日本に対して負けられない大会。相手は日本にいろいろなトライをしてくると思う」と主張。2014年大会、そして2018年大会を連覇していることからマークが厳しくなると予想しつつ、「それに受け身にならずに、アグレッシブさを出して、こちらから仕掛けていくサッカーを目指して行きたい」と目指すサッカーを明かした。
日本の入ったグループCでは、韓国、ベトナム、ミャンマーと相対する。その中でも、池田監督は初戦のミャンマー戦に注視。初戦の重要性を口にした。
「環境や大会への入りとしては、慎重かつ大胆に入って行きたい。ミャンマーも近年、女子サッカーの取り組みはアンダーカテゴリーから力を入れている。ボールも丁寧に動かすし、早く特徴のある選手がいる。大切な一戦になるので、チームの勢いをつけるためにも大事になると思っています」
また、池田監督は中2日の連戦や世界と日本のサッカーの違いに触れつつ、最後にサポーターへのメッセージを言葉にした。
「3連覇がかかっているところもありますが、アジアカップという一つの公式戦に向けて、今まで連覇しているからではなく、まずはこのチームでしっかりアジアカップの頂点を取りたいと思っている。W杯の出場権とともにアジアカップの頂点に向けて戦っていきます。女子サッカーの素晴らしさを皆さんにお届けできるように頑張ります」
東京五輪ではなかなか結果が振るわなかったなでしこジャパン。新指揮官とともに歩む最初の大きな大会は1月21日、初戦でミャンマーと対戦する。
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