新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していたラ・リーガが6月11日に再開する。しかし、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、「これまで通りにはいかない」と今後のサッカー界を憂慮している。
欧州の中でも新型コロナ感染拡大の影響が甚大だったスペインだが、5月から徐々に抑制され始めると、ペドロ・サンチェス首相は6月8日以降の再開にゴーサイン。これを受け、6月11日のセビージャvsベティスの“アンダルシア・ダービー”を皮切りにラ・リーガが再開されることが決定した。
多くの選手から喜びの声も聞こえる中、サッカー界のスーパースターは今後への不安を吐露。メッシは、スペイン『El Pais』で、「僕らほぼ全員が今後の世界がどうなっていくのか不安を持ち続けている」と口にし、以下のように続けた。
「家族や友人を亡くしたり、別れを告げることさえできなかった大勢の人々がいる。こういうことが起こって、たくさんの人が辛い時期を過ごしてきた」
「今回の危機で、たくさんのネガティブなことが起こってしまった。その中でも、大事な人を失うことほど辛いことはないだろう。気が滅入ったよ。アンフェアだ」
「サッカーに関しても、これまで通りというわけには決していかないと思う。それはサッカーだけにとどまらないだろう。人生ということでも同じだと思うよ」
憂いを含んだメッセージを残したメッシだが、再び素晴らしいプレーを見せてサッカー界に活気をもたらし、多くの人を勇気づけてくれるはずだ。
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