ラージョ・バジェカーノは26日にラ・リーガ第26節、本拠地バジェカスでのレアル・マドリード戦に臨む。前日会見に出席したアンドニ・イラオラ監督は、首位チームが相手とはいて自分たちのプレースタイルを放棄する必要がないことを強調。ただし、結果を手にするために少し調整は行うようだ。
マンマークに近い守備とオートマティスムが浸透したサイドからの攻撃により、今季ラ・リーガ前半戦に旋風を巻き起こしたラージョ。イラオラ監督は今回のマドリー戦でも主役になることを狙うかと問われて、次のように返答している。
「自分たちであることをあきらめてはいけない。自分たち以外のチームににはなれないのだから。しかし、調整はする必要がある。シーズン前半戦、ベルナベウの試合で私たちは真っ向勝負を仕掛けたが、フィジカル的な消耗は凄まじかったよ。明日の一戦では、後方に引いて守り、背後のスペースを潰す必要もあるだろう。彼らはそこも狙ってくるからね。この試合で起こることについて、私たちから選択はできない。ボールを持つとき、持たないときにしっかりとプレーを管理しなくてはね」
ラージョはここ6試合を1分け5敗で終えるなど、調子を大きく落としている。
「マドリーのようなチームを相手にするときには、良いプレーを見せるのはもちろんのこと、運だって持たなければならない。バルサがここでPKを失敗したようにね。しかし何よりも、私たちはしっかりと競い合わなくてはいけない。先のエルチェ戦(1-2)、チームは素晴らしいプレーを見せていたが、しかし競ってはいなかった。良いプレーを見せても成果が挙げられるわけではなく、マドリー戦ではちゃんと競い合う必要がある」
「ベンゼマとヴィニシウスのどちらがより決定的な選手か? どちらも違いを生み出している。いずれにしても彼らだけにフォーカスを当てる必要はない。この前の試合ではアセンシオが目立っていたし、シーズン前半戦は後方からやってきたクロースにゴールを決められた。彼らは素晴らしい選手たちを擁している。だからこそレアル・マドリードなんだよ」
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。