佐藤寿人氏がサウジアラビアを「本当に強い」と警戒…大一番で注目すべきポイントとは？｜日本代表

カタール・ワールドカップのアジア最終予選、グループBで現在4位の日本は現地時間7日、サウジアラビアと敵地ジェッダで戦う。

この一戦を前に、元日本代表FW佐藤寿人氏が『DAZN』に対して、試合の注目ポイントを語った。

「サウジアラビアは本当に強い、非常に手強い印象はあるんですけど、ボールに対しての意識がとても強いと映像を見て感じています」

「実際に初戦のベトナム戦（ホームで3－1勝利）、そして2戦目のオマーン戦（アウェーで0－1勝利）を見ても、失点シーンであったり、ピンチを作られているというところでは、前がかりになっている状況が多かったので、そういったところをうまく利用することができれば、日本もしっかりチャンスを作れると思っています」

警戒すべき相手選手については「もう本当にすべての選手が技術が高い」と言いつつ、ヤーセル・アルシャーラニ、アブドゥレラー・アル・マルキの2名を挙げている。

「左サイドではアルシャーラニ選手のクロスは質が高いですし、あとは中盤のところでアル・マリキ選手が守備の強度で潰すのがうまい。そこを潰されなければ、回避して前にボールを運べると思うので。もちろんこの2人だけではないですけれども、本当に（サウジアラビアは）個人の能力が非常に高いので、ボールを持たれる時間も機会も多くなると思う。でも、しっかりとそこを耐えてどれだけ前に出ていけるか。そういったところをぜひ注目したいですね」

そして日本代表に期待する点については次のように語った。

「今回ケガ明けで浅野（拓磨）選手が代表に復帰したということで、彼のスピード。もちろんオナイウ（阿道）選手もスピードもありますし、出場停止で伊東純也選手が（サウジアラビア戦で）いないので。彼に変わるスピード、前への推進力というところをどう作っていくのかというのは1つポイントになるかなと思っています」

日本代表はアウェーでの大一番で、難敵サウジアラビアを下すことができるのだろうか。運命の一戦は日本時間7日26:00キックオフとなる。

W杯アジア最終予選｜試合日程・配信/放送予定

W杯アジア最終予選では、日本代表のホームは地上波（テレビ朝日）とDAZNが同時に中継・配信を行うが、アウェイではDAZNが独占配信する。