サウサンプトンは9日、選手の一部給与の受け取りを先送りすることを発表した。プレミアリーグのクラブでは初のこととなる。
現在、新型コロナウイルスの影響で欧州各リーグは中断に。プレミアリーグも例外ではなく、どのクラブも経済的に大きなダメージを負っている。そんな中、トッテナムやニューカッスルら一部のプレミアリーグクラブは、スタッフを減らして経済的に節約する一時帰休の制度を利用していたが、選手よりも先にスタッフの給与を削減するやり方には大きな批判が集まっていた。
しかし、サウサンプトンは4月から6月にかけて、スタッフは「引く続き100％の給与」を受け取ることを発表。さらに、トップチームの監督、選手、スタッフに関しては4～6月の給与一部受け取りを先送りにすると声明で明かしている。
プレミアリーグは無期限の中断に追い込まれており、再開時期に関しては不透明なまま。経済的に苦しい状況へと追い込まれている中、英断と言えるだろう。
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