アトレティコ・デ・マドリードのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOとバルセロナのマテウ・アレマニーFD(フットボールディレクター)が12日、マドリード市内でディナーをしていたことが明らかとなった。FWアントワーヌ・グリーズマンとFWアルバロ・モラタのことなどについて話し合ったとみられる。スペイン『マルカ』が報じた。
ヒル・マリンCEOとアレマニーFDは、ラ・リーガのイベントに出席した後にマドリード市内のレストランでともに食事をした。ヒル・マリンCEOからはバルセロナからの2年レンタルで獲得したグリーズマンについて、アレマニーFDからは同じく2年レンタルでアトレティコからユヴェントスに移籍したモラタに関して話をうかがったとみられる。
アトレティコは2022-23シーズンまでのレンタルでグリーズマンを自クラブに復帰させたが、同シーズン終了後には移籍金4000万ユーロを支払い買い取る予定となっている。が、その4000万ユーロが市場価値に適応していないとして、支払い額を減らすことを目指しているようだ。
アトレティコにとって好都合なのは、バルセロナがラ・リーガのサラリーキャップに苦しんでおり、グリーズマンを復帰させて人件費を増やす余裕がないこと。またグリーズマン本人は、アトレティコ以外でプレーする考えがないようだ。
『マルカ』はさらに、アトレティコがグリーズマンの買い取りを実現させる上で、モラタとのトレードするというカードがあることも記載。モラタはグリーズマンと同じく今季でレンタルが終了する予定で、ユヴェントスが3500万ユーロの買い取りオプションを行使するかは微妙となっている。一方のバルセロナは先の冬の移籍市場でモラタ獲得を狙っていた。
『マルカ』は、それこそ昨夏グリーズマンとMFサウール・ニゲス(結局アトレティコからチェルシーへレンタル移籍)のトレード案が流れてしまったように、今夏行われる両クラブの交渉が難航することを予想している。
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