11歳時にエヴァートン下部組織に入団したトム・デイヴィスは、2016年4月にロベルト・マルティネス監督の下で17歳にしてトップチームデビュー。翌シーズンにはリーグ戦24試合に出場するなどトップチームに定着し、クラブの年間最優秀若手選手賞を受賞した。
若手を重用するロナルド・クーマン監督の下でスタートした2017-18シーズンには、途中でサム・アラダイス監督への指揮官交代がありながらもレギュラーポジションをキープ。アンカーやインサイドハーフ、トップ下など様々なポジションをこなしつつ、リーグ戦33試合に出場した。
2018-19シーズンからのマルコ・シウバ体制では序列を落としたものの、2019-20シーズンには再び定位置を確保したデイヴィス。また、イングランドの各世代で常に招集され続けており、アンダー年代で通算50試合以上に出場。将来的なフル代表招集も期待されている。
プレースタイル
中盤ならどこでもこなすことができるポリバレントなプレーヤー。インテンシティの高さとハードワーク、運動量が持ち味である一方で、足下の技術やパスセンスも兼ね備えている。2020-21シーズンのカルロ・アンチェロッティ監督の下では、その視野の広さとゲームメーク力が評価され、アンカーとしても起用されるなど、そのポテンシャルの高さはイングランドの若手の中で屈指と言えるだろう。
プロフィール・経歴
トム・デイヴィス／Thomas "Tom" Davies
1998年6月30日生まれ 180cm・70kg 利き足：右
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2015-16 | エヴァートン | 2試合・0得点 |
| 2016-17 | エヴァートン | 24試合・2得点 |
| 2017-18 | エヴァートン | 33試合・2得点 |
| 2018-19 | エヴァートン | 16試合・0得点 |
| 2019-20 | エヴァートン | 30試合・1得点 |
| 2020-21 | エヴァートン | 3試合・0得点 |
※成績は国内リーグ（2020年10月17日現在）
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