チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、FWロメル・ルカクの状況について語っている。クラブ公式HPが伝えた。
今季インテルからチェルシーへと復帰を果たしたルカク。序盤戦はレギュラーを務めていたが、負傷の影響もあって10月中旬以降は出番を減らしている。すると、イタリア『スカイ』のインタビューで現状への不満を吐露し、監督批判とも取れるような発言を残した。そしてこれがチェルシー側に無断であったことが発覚し、トゥヘル監督の逆鱗に触れたと伝えられている。
その影響もあり、2日に行われたリヴァプールとの大一番(2-2)はベンチ外となったルカク。トゥヘル監督は会見で「確かにチェルシーらしくないが、世界最悪のことじゃない。インタビューが誰も必要としない騒ぎを引き起こすのも初めてのことじゃないね」とし、理由を説明している。
「個人的に攻撃されたとは思わない。怒りを感じているわけでもないよ。だが、騒ぎが大きすぎた。ロメルを軽率な決断から守るためにも、決断を遅らせるという決断を下した。こういったビッグゲームへの準備を守りたかった」
そして指揮官は、3日にミーティングを行うことを明かしている。
「状況を評価する必要がある。メディアの言うことには耳を貸さず、プレッシャーに耳を貸さず、彼の発言を理解する必要がある。それがミーティングを行う理由だ。そこで決断する。今すぐには言えないよ。話し合いを行い、状況を深く理解する必要がある。そこから出発だね。彼がこのチームの一員であり続けることは確かだし、我々が選手を守るのも確かなことだ」
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