アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表MFサウール・ニゲスにプレミアリーグ勢が注目しているようだ。スペイン『AS』が伝えた。
アトレティコユース育ちであるサウールは、レンタル移籍をのぞいて2012年のトップデビューから一筋のキャリアを歩み、これまでに公式戦337試合に出場。複数のポジションをハイレベルでこなすことができる万能選手は、2020-21シーズンも公式戦41試合に出場し、アトレティコの7年ぶりとなるラ・リーガ制覇などに貢献した。
そんな中、今夏にアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルを獲得したクラブは、今後のターゲットとしてストライカーの確保を見据えているとのこと。しかし、資金面から、4000万ユーロと評価されるサウールを売却しない限り、希望するようなストライカーを引き入れることができない状況だという。
移籍が噂されるサウールに関しては、バルセロナFWアントワーヌ・グリーズマンとのトレードの可能性が伝えられてきたが、交渉に進展はない模様。そんな中、新たな売却候補として、サウールに関心を寄せるマンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールの両クラブの名前が挙がっている。
とはいえ、アトレティコはクラブ生え抜きでサポーターからの人気も高いサウールの売却を急いで決めることはない模様。クラブと2026年6月までの契約を結んでいるサウールだが、新シーズンはどのクラブでプレーすることになるのか、引き続き注目だ。
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