ボタフォゴのリカルド・ローテンベルク副会長が元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレへの怒りを露にする一方で、MF本田圭佑を称賛した。ブラジル『Globoesporte』でが伝えている。
バルセロナやマンチェスター・シティで活躍し、昨年からは中国2部の青島黄海に所属していたが、今年1月に退団してフリーになっているY・トゥーレ。2月にはボタフォゴと交渉していることが伝えられていたが、新型コロナウイルスの影響もありそのオペレーションはストップしていた。
しかし先日、Y・トゥーレはボタフォゴのライバルクラブであるヴァスコ・ダ・ガマの次期会長立候補レヴェン・シアノ氏のビデオに登場し、「このプロジェクトに誘ってくれたレヴェンに感謝を告げたい。ヴァスコファンのみんなと会う日を待ち切れないよ。ヴァスコに決まりだ」とコメント。ボタフォゴではなくヴァスコ・ダ・ガマを選んだことが明かされた。
このことについて、ローテンベルク副会長は「発する言葉にまったく意味のない男だ。性格に問題がある人の考え方をしている。うちでプレーしたくないとだけ言えば済む話だった。今はもう彼の顔を見たくない。ボタフォゴは卑怯者のチームではない」と批判。
続けて、「我々の道は間違っていないと思うが、ヤヤには真剣さが不足している。どんなチームにも行けたはずなのに、我々に返事を出す品格にすら欠けている」と、人格面について苦言を呈した。
さらに、ローテンベルク副会長は「ヤヤはボタフォゴのユニフォームを着るに相応しくない。彼は本田ではない。ボタフォゴにいるのがヤヤじゃなくて本田で本当に良かったと思う。彼はピッチ外では本田のようじゃない。もう会いたくない男だ。携帯もブロックする。ボタフォゴには来ないで欲しい。後になって謝罪されても興味ない」と、給与返上などを申し出たりするなどクラブを支える意志を明確に表現した日本人スターを引き合いに出している。
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