7日に行われた最終予選第3節のサウジアラビア戦に0-1で敗れ、1勝2敗となった日本代表。これで3連勝中のサウジアラビア、オーストラリアとの勝ち点差が「6」へと広がり、厳しい現実を突きつけられている。
オーストラリア戦を前に吉田は「チームが良くなるためにと常々話していますし、ピッチ内外、移動中含め、コミュニケーションを取れる間は改善する意識をしている」と語り、限られた時間の中でチームの立て直しに励んでいることを口にした。
これ以上差を広げられないためにも、次のオーストラリア戦では勝点3が必須となる。その試合のポイントとして吉田は「自分たちが積極性を取り戻さなければ」と主張。また、「選手の距離感。距離感が悪いと失いたくなくてセーフティーになって怖さがなかったり、この間の後半の失点するまでの間は後ろに行くことは良くない。ボールを持った時に2つ3つのオプションがある状況を作らないといけない」と距離感の重要性を説明した。
続けて吉田は「アジアカップとかこれまでの試合でよかったときは距離感がよく、中島(翔哉)選手とか南野(拓実)選手など、狭いところで受けて前を向けて、コンビネーションを作れる選手がいたが、今はそこがちょっと欠けている部分だと思っている」とし、攻撃時にテンポが上がらないことを改善点に挙げている。
「W杯に出る出ないはサッカーに携わるすべての人たちの死活問題になると思いますし、この一戦一戦の意味は非常に大きい」と必勝を誓った吉田。大事な一戦でチームを牽引できるか注目したい。
W杯アジア最終予選|試合日程・配信/放送予定
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