【注目選手】カメルーンの大型ボランチ、アンドレ＝フランク・ザンボ・アンギサ ｜ フラム ｜ プレミアリーグ

スタッド・ランス下部組織出身のアンドレ＝フランク・ザンボ・アンギサは、2015-16シーズンに加入したマルセイユでプロデビュー。9月にはリーグ・アンでの初出場に加え、10代ながらチャンピオンズリーグでもデビューを果たした。

2016-17シーズンからは2シーズンにわたってマルセイユ不動のボランチとして活躍。2017-18シーズンにはヨーロッパリーグで14試合に出場し、決勝でアトレティコ・マドリードに敗れたものの準優勝に大きく貢献した。

2018年の夏には、推定2500万ユーロというクラブ史上最高額でフラム入り。初年度はプレミアリーグに馴染みきれず、2019-20シーズンにレンタル移籍でビジャレアルへわたる。すると、ラ・リーガで36試合に出場するなど躍動。シーズン後にフラムに復帰すると、2020-21シーズンはレギュラーポジションを掴んでいる。

また、欧州での活躍が評価され、2017年にはカメルーンのフル代表に招集。母国のレギュラープレーヤーとなると、2019年のアフリカネーションズカップなどに出場。2020年10月には日本代表との国際親善試合でもフル出場した。

プレースタイル

フィジカルに特徴を持つ大型セントラルミッドフィルダーで、ソリッドな守備で中盤を締めることが可能。また、強靭な肉体を活かしたボールキープ、圧巻の推進力でボールを前に運ぶプレーも持ち味だ。一方で足下の技術とパスセンスも水準以上で、ショートパスとロングパスを交えた展開力も備えている。安定感と一貫性あるパフォーマンスを継続できれば、さらなるビッグクラブへのステップアップも期待できるポテンシャルを秘めている。