レアル・マドリーは、今夏の移籍市場で日本人選手MF久保建英を再び期限付き移籍で放出するようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。
3シーズンぶりにラ・リーガ制覇を達成したレアル・マドリー。しかしコロナ禍における財政的なダメージは避けられず、今夏はスカッドの整理を最優先にするという。そして2019-20シーズンはマジョルカで印象的な活躍を見せた久保についても、経験を積ませるために再びレンタルに出すようだ。
『マルカ』は、久保とマルティン・ウーデゴールの2人を「未来のスター」と表現しつつ、チーム合流にはもう1年待つ必要があると指摘。ウーデゴールはもう1年レアル・ソシエダに残る可能性が高いとし、久保は来季もレンタルで新天地を求めることになると予想した。
一方で、ハメス・ロドリゲス、ギャレス・ベイル、マリアーノ・ディアス、ルカ・ヨヴィッチの4選手の放出を最優先にすると分析。年俸800万ユーロ（約10億円）を受け取るハメス、1700万ユーロ（約21億円）を受け取るベイルは高額年俸がネックとなって放出は難しいが、安価な移籍金でも手放す考えであるようだ。
なおその他、ルカ・モドリッチやナチョ・フェルナンデス、ルーカス・バスケスらもオファーがあれば売却する可能性もあると伝えた。また期限付き移籍中のダニ・セバージョスやアルバロ・オドリオソラらに対しても、オファーを受け入れる構えであるという。
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