リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、指導してみたかった選手を明かしている。
2001年にマインツの指揮官に就任し、指導者キャリアをスタートさせたクロップ監督。2008年から指揮を執ったドルトムントでは、ブンデスリーガ連覇やDFBポカール優勝を達成。その後就任したリヴァプールでは、クラブ史上初のプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇などに導き、20年間のキャリアで数々のタイトルを手にしている。
数々の名選手を指導してきたクロップ監督だが、『This is Anfield』のインタビューで「指導してみたかった選手を1人挙げるなら誰か？」と問われると、リヴァプールのレジェンドの名前を挙げている。
「スティービー（スティーブン・ジェラード）だ。簡単だね」
「3～4年前にシドニーで試合をした時、シーズン終了後だったから選手がいなかったんだ。だから（スティーブ）マクマナマン、（ダニエル）アッガー、ジェイミー・キャラガー、そしてスティービーを招待した」
「正直、私はリヴァプールのことを知っていたし、彼らのプレーだってもちろん見ていたよ。年齢的には少し上だったが、みんな本当に上手だったね。でも、スティービーはなんて選手なんだ！って思ったね。すでに引退していたと思うけど、信じられなかった」
「スティービーと私が役割を分け合い、彼がピッチ上の選手として、私が監督として……それができたらよかったね。だからスティービーだ」
「6年前だったら違う答えになっていたかもしれないけど、今は私がリヴァプールにいて、人としても選手としても彼のことを理解している。だから簡単に答えられるんだ」
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