ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネは、マンチェスター・シティに長期的に滞在することになるのかもしれない。『Goal』が伝えた。
2015年にマンチェスター・Cに加入して以降、絶対的な司令塔として君臨するデ・ブライネ。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で世界的な選手へと成長し、プレミアリーグ連覇に大きく貢献している。
しかし、来季以降の去就は不透明に。マンチェスター・CはUEFAからファイナンシャル・フェア・プレー（FFP）違反を指摘され、2年間の主催大会出場禁止処分を言い渡されている。この処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所（CAS）へ上訴しているが、仮に処分が確定した場合、デ・ブライネは「2年間は長いね」と先日語っており、退団の可能性も騒がれている。
それでも、デ・ブライネはマンチェスター・Cでの将来を長期的に考えているようだ。『Goal』によると、現行契約は3年間残っているが、自身も家族もクラブ、街を気に入っており、契約延長を前向きに捉えているという。またデ・ブライネは、新型コロナウイルス感染拡大の危機的な状況でも、クラブの代表者として会議に参加するなど、存在感を強めている模様。クラブは、ダビド・シルバ退団後のキャプテン候補の1人と考えているようだ。
なおCASは、マンチェスター・Cの上告を6月8日間から3日間にわたって審理する予定となっている。この結果が、デ・ブライネの去就に大きな影響を与えることになりそうだ。
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