トッテナムの攻撃シーンだ。
トッテナムがゴールラインギリギリでつないでチャンスとなるが、エヴァートンのDFメイソン・ホルゲイトがカット。さらにこぼれ球を大きくクリアしたところで主審がホイッスル。トッテナムのMFピエール=エミール・ホイビュアへのファウルをとってイエローカードを提示した。しかし、それだけで終わらずVARが介入。リプレイで見ると、クリアした後に両足の裏でホイビュアへタックルしており、これを受けて主審はレッドカードにジャッジを変更。ホルゲイトは退場となった。
このシーンを選んだベン氏は「すごく英国内で話題になった理由があって、直後に比較対象になったシーンがあってそちらとは同じ判定ではなかった。そういう一貫性がなかった」と理由を説明。似たような状況であっても判定が変わることが起きたことで、注目のジャッジとして選択した。
ベン氏はまた、この事象における英国内の反応を説明。「ホルゲイトが先にボールを触った。クリアしたついでに相手に当たってしまったのはアクシデントという解釈を持つ解説者にもいる。それを聞いたイギリス人は、別に激しく行ってもいいとちょっと古い考え方で今も見ている人も多い。こういう番組がイギリスではないですから」と、日本との違いを口にした。
改めて、このシーンについて原氏は「レッドカードだね。間違いなく。相手選手がボールを蹴るのではなく避けている。そこにこういう分に突っ込んで行ったら大変なことになりますよね。本当に昔のサッカー。今はこれをやったら一発レッド間違いないと思う」と、自身の見解を述べた。
元国際審判員の深野氏は、「ボールが大きく前方に出て、主審はボールを追ってしまってポイント・オブ・コンタクトを見ていなかったと思う」とした上で、「接触が間接視野で見ていて激しくは見えてイエローまでは出せた」と推測。続けて「正しい選択はレッドカード。両足で足をストレートに膝を曲げずに力を全面的に相手に向かっていた。なおかつ緩める気配もない。これは非常な危険な行為で退場以外何ものでもないなと思いました」と語り、退場は妥当と主張した。
また、その後には比較対象となった場面を分析。深野氏は「スピードはありながらも足の裏でも力一杯伸ばして全体重かけているわけではない。出てもイエローカードかなと思いました」と説明している。
Jリーグオフシーズンの特別編として配信されている『ワールドサッカージャッジリプレイ』に今後も注目だ。
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