レアル・マドリードはフランス代表DFラファエル・ヴァランの慰留を目指しているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
2011年6月27日にレアル・マドリードと契約して以来、10年間で4度UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)を制すなど18個のタイトルを獲得してきたヴァラン。それだけでなく、代表チームにおいても2018年にロシア・ワールドカップ(W杯)で世界王者に輝いた。
しかし、ヴァランとレアル・マドリードの現行契約は2022年夏までであり、新契約には未だ合意しておらず。マンチェスター・ユナイテッド行きの可能性などが報じられており、去就に揺れている。
そういった状況の中でレアル・マドリードは2021年6月27日にヴァランの在籍10年を祝し、公式サイト上で「現在、彼はクラブのリーダーの1人です。5年間でチャンピオンズリーグのトロフィーを4度掲げたレアル・マドリードにおいて、中心人物であることを証明しました」と称賛した。
このメッセージが、クラブがヴァランの残留を望んでいることの表れだと分析する『マルカ』は、続いてフロレンティーノ・ペレス会長が現地6月24日に発した言葉を紹介した。
「ユーロに参加しているが、彼が戻ってきたときに(残りたいか)聞くことになるだろう。彼はレアル・マドリードに在籍しており、契約はあと1年間残っている。ヴァランへのオファーは受け付けていない。彼は紳士だから、もし出ていきたいのならばそう言うだろう」
ヴァランの去就が不透明になっていることを暗に認める形となったペレス会長。あくまでクラブ側は残留を求めることを強調しているが、当人はどのような考えを抱いているのだろうか。
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