少年時代はリヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドのユースで育ったエリートのジャック・ハリソン。だが14歳の時に、両親の仕事の都合でアメリカへと渡り、ボストンに定住した。
大学では全米最高の選手となり、MLSのドラフトで全米1位に指名された。その後、トレードを経て、プロとしてはニューヨーク・シティに加入した。1年目から4ゴールを挙げる活躍を見せると、2シーズンで55試合14ゴールの活躍を記録している。
2018年1月にはマンチェスター・シティがハリソンを獲得。2017-18シーズンはレンタル移籍で、ミドルスブラの一員として半年間プレーした。
以降は3季に渡ってリーズ・ユナイテッドの主力として活躍。2019-20シーズンは2部チャンピオンシップで46試合6ゴール8アシストを記録し、昇格に貢献した。2020-21シーズンは、母国のトップリーグであるプレミアリーグに初挑戦。開幕戦のリヴァプール戦で早速プレミアリーグ初ゴールを記録した。
イングランド代表としては、世代別のU-21代表でこれまでに2試合に出場している。
プレースタイル
ウィングとしてプレーするハリソン。左利きであり、リーズでは左サイドからの崩しがひとつの攻撃パターンとなっている。一方で、右足でのキックも苦手としておらず、カットインからの崩しも持ち味だ。
タイプとしてはテクニシャンタイプのドリブラーで、両足を器用に使いこなし、相手DFに果敢に仕掛けていく。シザースや股抜きなどを得意としており、相手を牽制し、チームに時間をもたらせる選手だ。キープ力は図抜けており、リーズにとってハリソンを経由する崩しは鉄板となっている。
動画：プレー集
プロフィール・経歴
ジャック・デイヴィッド・ハリソン／Jack David Harrison
1996年11月20日生まれ 176cm・70kg 利き足：左
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2016 | ニューヨーク・シティ | 23試合・4得点 |
| 2017 | ニューヨーク・シティ | 36試合・10得点 |
| 2017-18 | ミドルズブラ | 49試合・0得点 |
| 2018-19 | リーズ | 39試合・4得点 |
| 2019-20 | リーズ | 46試合・6得点 |
| 2020-21 | リーズ | 10試合・1得点 |
※成績は国内リーグ（2020年12月7日現在）
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