ユヴェントスのマウリツィオ・サッリ監督が、現地時間20日のセリエA第34節ラツィオ戦前の会見に臨んだ。
勝ち点77で首位を走るユヴェントスは、同69で4位につけるラツィオと対戦。2位インテル（同72）が同節でローマと引き分けたため、勝ち点差を広げるチャンスを得ている。
しかし、ユヴェントスは現在3試合勝ちなし（2分1敗）と絶不調。シーズンを通して批判を受けるサッリ監督に対しては、一部では解任の噂も浮上している。ラツィオ戦前の会見でも去就に関する質問が飛んだが、退任の意思はないと明確にしている。
「F1ドライバーにスピードを恐れているか、と聞いたことがあるか？ それは仕事の一部であり、勝てばうまくいくが負ければ悪くなる。契約はあるし、それを守りたい。私の未来は明日にある。1試合ずつやらなければいけないし、あとはただの結果に過ぎない」
「どのクラブでも仕事をすることは難しい。ここではメディアからの圧力もあるだろうからね。ナポリではより局地的なものだったが、サッカーはどこへ行っても難しいものだ」
また、対戦相手のラツィオについても言及。「ラツィオは素晴らしいシーズンを過ごしており、素晴らしいチームであることを証明している。非常に難しいゲームだ」と警戒心を強め、「ゴールに関しては問題を抱えていないが、我々はもっと堅実的になる必要がある。継続性が必要だ」と、守備の改善を訴えている。
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