マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック暫定監督が、マルセイユに所属する元フランスU-21代表のMFブバカル・カマラを注視しているようだ。地元紙『マンチェスター・イヴニング・ニュース』が報じた。
ユナイテッドのトップターゲットは、かねてよりデクラン・ライスと目されている。しかし、引く手あまたの人気銘柄であるこのイングランド代表MFは、プレミアリーグで躍進しているウェストハムの主軸中の主軸。シーズン途中に引き抜ける可能性は大きくない。
一方のカマラも、マルセイユで今季の公式戦19試合出場と重要な役割を担っている。しかし、来年6月に切れる現行契約の延長に前向きではない模様。このまま心境の変化がなければ、マルセイユにとっては1月の移籍市場が最後の換金チャンスになる。
生まれも育ちもマルセイユのカマラは、各ユース年代のフランス代表を経験している1999年生まれの俊英。CBとして頭角を現したが、2019-20シーズン途中、ポルトガルの智将アンドレ・ヴィラス=ボアスにアンカーへとコンバートされた。
重心を低く保った姿勢から移行するボールハントに定評があり、空中戦の強さやボールコントロールの上手さも兼備。ライプツィヒ時代に数多くの若手有望株を育て上げたラングニックの嗜好にも合っているように映る。
その指揮官は前節のノリッジ戦前に「冬の移籍市場に関する話は時期尚早」と話したが、他にもライプツィヒ時代の愛弟子であるMFアマドゥ・アイダラの獲得なども噂されている。はたして、ラングニック体制の「補強第一号」は?
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