レアル・マドリードが若手の育成戦略を見直しているようだ。
2019ー20シーズンのラ・リーガ王者が先頃、久保建英のレンタル先をヘタフェに変えたのは周知のとおり。シーズン前半を過ごしたビジャレアルで思うような出番が得られなかった日本代表MFは、新天地でのデビュー戦でさっそく存在感を示すなど好スタートを切った。
マドリー首脳陣もほっと胸を撫でおろしたはずだが、気になる若手がもう1人いる。ドイツで武者修行中のMFヘイニエルだ。昨年8月にマドリーからドルトムントに加わったブラジルU-23代表の19歳は、ビジャレアル時代の久保以上に出場機会に恵まれず、ここまでブンデスリーガ4試合の出場にとどまっている。
現地メディアの情報を総合すると、マドリーは今冬の移籍市場でのレンタル先変更を希望。バレンシアに加え、元ブラジル代表のロナウドがオーナー兼会長を務めるバジャドリードなどが新天地候補に挙がっている。もっとも、『ムンド・デポルティーボ』によれば、マドリーにはドイツ国内で移籍させたい思惑があるようだ。
新型コロナウイルス感染や筋肉系のトラブルから復帰したものの、依然としてチーム内でのポジション争いで後れをとっているヘイニエル。22年6月まで残すドルトムントとのレンタル契約を打ち切り、久保同様に環境を変えることになるかもしれない。
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。