今冬ドルトムントに移籍し、11試合12得点2アシストと圧巻の成績を残し、一躍脚光を浴びているアーリン・ホーラン。弱冠19歳のそのパフォーマンスに、称賛の声が鳴り止まない。
ホーランの前所属クラブ、レッドブル・ザルツブルクのジェシ・マーシュ監督もその一人。『プラネット・フットボール』のポッドキャストで話したマーシュ監督は、ホーランを「特別な個性」で「驚異のタレント」と絶賛した。
「ホーランの身体的能力、スピードはすでにトップクラスだ。さらに彼の成功に対する意欲や態度は素晴らしい」
UEFAチャンピオンズリーグのラウンド16でパリ・サンジェルマンのファーストレグでは、ホーランが2得点を叩き込み、チームに勢いをもたらした。
だが、無観客試合となったパルク・デ・プランスのセカンドレグでは、ドルトムントはPSGに逆転負け。さらに、得点を決めたネイマールがホーランのゴールパフォーマンスを揶揄したヨガポーズを取ったことが話題となった。
「ホーランはチームのことを気にしていたよ。今、かれはちょっとした有名税と戦いつつあるんだ。PSG戦で起きたことのようにね。ホーランはまだ19歳で間違うこともある。だけど、彼の世界最高を目指す意欲は、今まで見たことがないね」
また優秀な若手育成に定評のあるザルツブルクからは、ホーラン以外にも南野拓実が今冬リヴァプールへ巣立っていったが、韓国代表FWファン・ヒチャンや元京都サンガの奥川雅也らが在籍する。
またマーシュ監督は「後2年以内に最低でも1500万ユーロで値付けされるであろう選手が、15人はいる」と、ホーラン、南野に続く新たなスターの輩出に自信を見せている。
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