サンパウロに所属するダニエウ・アウヴェスが、古巣バルセロナのFWリオネル・メッシにメッセージを送った。イギリス『ガーディアン』が伝えている。
幼少期からバルセロナ一筋を貫き、クラブの象徴に君臨するメッシ。しかし、昨年夏には退団希望を通達したことが報じられ、結局は残留したものの、現行契約が満了となる2021年夏の去就も注目を集めている。
かつてメッシとバルセロナでともにプレーしたアウヴェスは、自身が移籍に揺れた際に送られた言葉を回想した。
「メッシに何度もこのように言ってきた。彼はバルセロナの選手になるために生まれ、バルセロナは彼のクラブになるためにできたとね」
「以前、彼は僕にアドバイスをくれたけど、今度は僕が彼に対して同じことをしたい。彼は僕に対してここ以上の場所はないからバルセロナに残留すべきだと言ってきたことがあった。彼が『これ以上に幸せになれる場所がどこにある? 』と言ってきたから、僕は残ったんだ」
そして、退団の可能性が取り沙汰される当人に、自身のその言葉を思い出してほしいと語っている。
「そして今、彼にあのやり取りを思い出してほしいし、親友はバルセロナが一番の場所であると僕に教えてくれた。バルセロナを離れたとき、どれだけ良かったのかを実感することになる。バルセロナを離れた全員が残念だったと感じているはずだ。彼ら全員が理由はどうあれ退団を後悔している」
なお、アウヴェスは2008年からバルセロナでプレーし、2017年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)に完全移籍。その後、2019年夏にサンパウロに活躍の場を移したが、バルセロナ復帰を希望したこともあったようだ。
「クラブから離れたとき、再び復帰するために自分の価値をただ証明したかった。でも、残念なことに僕がクラブに在籍したときにいた同じ人たちが僕の復帰に反対した。あと10年はバルセロナでプレーできることを証明し、戻ろうと試みた。バルセロナに戻りたかったし、戻ってプレーしたかった。でも、彼らは僕をもう必要としていなかったんだ」
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