欧州最高峰の舞台であるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)。超一流の選手たちが火花を散らすコンペティションにおいて放たれた日本人選手の輝きを振り返っていく。
CLにおいてパイオニア的な存在にもなったのが、セルティックに所属していたMF中村俊輔(現横浜FC)だ。日本製の天才レフティは並外れたキック精度でFKから数々のゴールを奪ってみせ、中でも忘れてはならないのが強豪マンチェスター・ユナイテッドから奪った2つの得点だ。
2006-07シーズン、セルティックの中心選手として臨んだCLで、グループステージ第1節マンチェスター・ユナイテッド戦でFKから左足を一閃。GKエドウィン・ファン・デル・サールは一歩も動けず。これが日本人選手としての大会初得点となった。
さらに、同じシーズンのグループ第5節マンチェスター・ユナイテッド戦でも中村は自らの伝説を再現。30メートルほどの距離からのFKは鋭く曲がり、GKファン・デル・サールの跳躍もむなしくネットを揺らした。セルティックは決勝トーナメントに進出し、グループステージ突破も日本人選手初となった。
そして、中村が切り開いた道には、CSKAモスクワのMF本田圭佑(現ボタフォゴ)、ドルトムントのMF香川真司(現サラゴサ)、そしてザルツブルクのFW南野拓実(現リヴァプール)が続いている。なお、動画のロングバージョンは『DAZN』で視聴することができる。
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