レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督が、負傷者の多い現状を嘆きながらも、落ち着いた見解を示している。スペイン『マルカ』が伝えている。
レアル・マドリードでは、先日にマルセロの負傷が伝えられただけでなく、セルヒオ・ラモスやエデン・アザールといった複数の主力が離脱。日本時間15日にはラ・リーガ第23節でバレンシアと対戦するが、厳しいマネジメントが続く。
しかし、前日会見で負傷者について問われたジダン監督は「不運ではない。心配はしている」と応え、以下のように続けた。
「それについて私たちは何度も話してきたが、プレーヤーがそう(起用できない状態に)なることは好ましくない。彼らの回復をサポートするように努める」
一方で、バレンシア戦の招集メンバーにはルーカス・バスケスとダニエル・カルバハルが復帰。ディフェンスラインは特に枚数を欠いていたが、トップチームの選手だけでも組織できる見込みとなった。
「ルーカス(バスケス)と(ダニエル)カルバハルが戻ってきた。離脱しているその他の選手も、少しずつ回復していくことを願っている。プレーヤーにはいつでも帯同していて欲しいものだ」
一方で、離脱の穴を埋める若手選手については「もちろん、(トップチームに)残ることができる(下部組織の)選手だっているだろうね。競争が激しくなれば去らなければならない選手も出てくるだろうが、それはマドリーの美徳のひとつだ」と、台頭を期待している。
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