パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、過去にスペイン行きを断念した理由を明かした。『L'Obs』が伝えている。
2013年からモナコの下部組織に所属し、2015年12月にトップチームデビューを果たしたエンバペ。2016-17シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)ベスト4に導く活躍を披露し、2017年夏からPSGに活躍の場を移した。
若くから世界中のビッグクラブの視線を集めてきたエンバペだが、中でもレアル・マドリードからの関心はしきりに報道。そして今回、モナコの下部組織に所属していた2014年にスペインに行く可能性があったことを明かした。
「僕の両親はフランスでプロとしてのキャリアをスタートすること、フランスで教育を受けることを望んでいた。フットボールをプレーすることだけではなく、学習を続けることが要因だった。スペインに行くことは、いくら(当時レアル・マドリード下部組織を指導したジネディーヌ・)ジダンと一緒だからといっても、異なる国、異なる文化なんだ」
続けて、若くから世間から多くの注目を浴びた経験についても語った。
「僕は当時まだかなり若かったから、最初はそのような重圧を背負うことは難しかった。当たり前のように、18歳や19歳がやるようなことをするのが好きな少年だったんだ。でも、ピッチ上では常に大人としての振る舞いが求められた。トップになりたいと考えるとき、そこには未熟な人間、子供のいられる場所はない。大人の世界であり、そのために準備しなくてはいけない」
「リラックスしないためにも、僕は常に自分自身に新しいチャレンジを課している」
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。