バイエルンの指揮官を務めるハンジ・フリック監督は、先日のブンデスリーガ第24節ホッフェンハイム戦で起きた問題に言及し、「明日はあのようなことが起こらないことを望む」と一部の過激なサポーターグループに向けてメッセージを送った。
ブンデスリーガで首位を走るバイエルンは2月29日、ブンデスリーガ第24節でホッフェンハイムと対戦し、6-0の完勝を収めた。ただ、この日は試合とは別の意味で注目を集めることになる。敵地に乗り込んだ一部の過激なバイエルンサポーターが、ホッフェンハイムのオーナーであるディートマー・ホップ氏に対する侮辱的なメッセージのバナーを掲出。これに気づいた主審が試合を一時中断し、フリック監督や選手などがサポーターにバナーを外すよう叱責しに行く事態となった。
その後、再び気づいた主審が試合を中断し、再開後にも試合終盤13分ほど、敵味方関係なくパス交換が行われる異様な光景が広がるなど後味の悪いゲームとなってしまった。
現地時間3日に行われるDFBポカール4回戦シャルケ戦を前にした会見に登壇したフリック監督は、29日の一連の騒動に対して改めて自身の見解を明かした。
「ホッフェンハイム戦でのチームのパフォーマンスは一部のファンによって台無しにされた。許せないね。今はただフットボールに集中したい。明日はあのようなことが起こらないことを望むよ。フットボールをしたいし、最後にはいいチームが勝つべきなんだ」
一連の問題については共に話し合う必要があるとした指揮官だが、「再びスポーツに集中したい」と試合にファーカスする必要があると主張。今後もこの問題は尾を引くことになりそうだが、まずは目の前の試合に勝てるかどうかが注目される。
サポーター問題に揺れるバイエルンは現地時間3日、DFBポカール4回戦でシャルケと対戦する。この試合は日本時間4日4時45分からDAZN(ダゾーン)でライブ配信される予定となっている。
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