スペイン『マルカ』が、レアル・マドリードFWヴィニシウスが2021-22に飛躍する可能性を伝えた。カルロ・アンチェロッティ監督のコメントを紹介しつつ期待を寄せている。
ヴィニシウスは2020-21シーズン、ラ・リーガ35試合に出場したが得点は3ゴールのみ。ドリブル突破によるチャンスメイクが称賛される一方、得点力の欠如が指摘されてきた。
しかし、迎えた21-22シーズンの開幕節アラベス戦では、途中出場から後半ATにチームの4点目をマーク。ショートコーナーの流れから左サイドのダヴィド・アラバに素早く預けてボックス内に入り込むと、蹴り込まれたクロスに反応して頭でネットを揺らし、4-1での勝利に貢献した。
アンチェロッティ監督は試合後、ヴィニシウスのデュエルでの能力を認めつつ、得点力については改善している最中だと語っている。
「ヴィニシウスは一対一のクオリティが高いと思う。私は彼に『得点するためには1、2タッチでなければならない。4、5回もタッチしてゴールを決めるのは難しい』と伝えている。彼はとても若い選手だし、これから良くなっていくだろう」
アラベス戦では、実際にオフ・ザ・ボールの動きを生かして得点を奪ったヴィニシウス。『マルカ』が「今季はよりコンスタントに得点を決められるだろう」と評した通り、アンチェロッティ監督の指導で早くも変化が表れ始めているのかもしれない。
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